“倫理的な”という意味の「ethical(エシカル)」。最近では地球環境や社会に配慮した消費のあり方を指すようになりましたが、エシカル消費に代表される、認証マーク付きのオーガニック食品やフェアトレード商品を日常的に購入し続けることは、そう簡単ではありませんよね。
この記事では、簡単でしかも出費を増やさずにできる「マイ・エシカル」についての例を分かりやすくご紹介します。
目次
1.ギフトで贈る
ギフトやプレゼントで贈るとき、だいたいの場合は予算が決まっているもの。その予算内に納まる範囲で物を買うときに、できればエシカルなものを探してみませんか。
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2.長く使い続けられそうなものを買う
長く使うことができれば、購入時の出費が高めであっても、長いスパンで計算したときの出費をグッと減らすことができます。
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3.いつの間にか使い続けてしまうマイバッグ、マイカップを買う
「エコ」というと、なんだか義務感に近い感じでちょっとしたストレスにもなりがち。自分から「持ち歩きたい!」と思うような、おしゃれでお気に入りのエシカルグッズを見つけましょう。
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4.生分解性の高い洗剤を選ぶ
下水処理場は、ある程度浄化して川へ排水してくれますが、完全に浄化されるわけではありません。各ご家庭の予算内で、少しでも生分解性の高いものを選びましょう。
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5.腐らせずに消費できる量の食材を購入する
賞味期限内に食べきれないほど食材を買っていませんか。いつの間にか賞味期限切れになっているものがあれば、次回から同じものを購入する際には「もう少し小さいサイズのものはないかな?」などの小さな工夫を。
画像出典:コドモヘ
6.自分好みの服装を知る
ファッションは流行も重要なポイントではあるものの、自分の好みの色や生地など、実は共通しているもの。気に入った服装の雰囲気などが分かれば、「一度も使わなかった!」となることも減ります。
一度クローゼットを見て、1年着ていない洋服といつも着ている服を比べてみて、「自分が気に入っている」服装のテイストをちょっと考えてみましょう。
自分に合った色が分からない方でも、似合う色の傾向を導き出すパーソナルカラー診断というものがあるので、気になる方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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自分に合った、「マイ・エシカル」を考えてみよう
さまざまな問題が世の中で起きていて、情報も溢れていますが、どうしたら良いのか分からず無理に取り組むより、自分が楽しく続けることができる方法を探すことが一番楽で長続きします。
今日から、懐に負担にならず、プラスになるような「エシカルなこと」を考えてみませんか。
Ethical Giftでは、プレゼントで贈りたくなるような、ちょっと珍しいエシカル・オーガニック商品をご紹介。
食品は必ず試食し、雑貨は1週間~6カ月間使った上で厳選したものだけを掲載しています。
この記事が、情報を必要としているみなさまのお役に立てれば幸いです!
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おしゃべりカフェー編集部より
新聞などで「エシカル」という言葉を目にするようになったのは、日本においてはここ最近ですが、エシカルやエコという言葉を知らずとも、昔から自然と実践している方々は多くいます。エシカルギフトでも、特にエシカルという言葉でなくとも良かったかもしれませんが、一番しっくり来たのがエシカルという言葉であったため、使っています。
よく取材で聞かれるのが、「エシカルという言葉は曖昧で定義がないようですが、緒方さんの考えるエシカルとは何ですか?」の質問。私自身も、エシカルという言葉についてよく考えます。私が思うエシカルは、「自分のことだけでなく、社会や環境のことを頭の片隅に置きながら買い物をすること」だと思っています。よって健康や美容のためだけに、オーガニック食品や化粧品を買ったときには、私にとっては「マイ・エシカル」ではないことになります。
「オーガニック」という言葉が世に広まり始めたときも、オーガニックという語句がついたいろいろな商品・サービス・お仕事が登場しましたが、エシカルについても同様のことが言えます。そのようなときでも、情報に流されず、自分が楽しくできるエシカルなことを、「軸をもって」続けていきたいと思っています。またそんな世の中になるといいなと思います。
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